肝機能は本当に大切!肝臓の主な4つの働き

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体の中で肝臓というのはどういった働きをしているのか?という部分が、肝臓の事を知る上で1番重要な事となります。私たちの体にとって、なくてはならない臓器である肝臓の様々な仕事ぶりについて、お話をしていきましょう。

肝臓の主な働きについて

エネルギー源の供給と貯蔵

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脳の働きと言うのは生命維持に必要不可欠なものとなっています。そんな脳のエネルギー源となっているのが「ブドウ糖」だと言う事はご存じでしょうか?そしてそのブドウ糖(グルコース)を、脳に供給する役目を持っているのが肝臓です。

脳は起きている時も眠っている時も常に働いている状態ですから、24時間絶え間なくエネルギーを与えなければいけません。肝臓はそんな脳の為に、いつでもエネルギー源を供給できるようにグルコースを「貯蔵」しておくことが出来ます。

もしもエネルギーが不足していると言う事態に陥っても、肝臓には貯蔵してあるグルコースがありますから、脳も安心して活動する事が出来るのです。

注意

肝臓の中で貯蔵しておく時は「グリコーゲン」という形に変換してありますが、エネルギーとして放出するときにはグリコーゲンを分解して「グルコース」にすると言う仕組みになっています。

代謝機能で栄養素を送り届ける

食べ物から栄養を摂取して、体の機能を保つのが人間というものです。しかし食べた物は、そのまま体内で栄養素となって吸収されるわけではありません。

まず栄養分は胃と腸で消化されて、そのあと肝臓に送られていきます。肝臓では「代謝」が行われ、体の各器官に必要な栄養素に形を変えてから送り届けられます。

つまり、体の各器官というのは「脳ではAの栄養が必要」で「血液ではBの栄養が必要」というように、それぞれに欲しい栄養素が異なります。その要望に肝臓が細かく応えてあげるというのが、「代謝機能」というものなのです。

解毒作用で健康を守る

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体の中に有害なものが入り込んだ場合に、肝臓の働きによって無毒化し「解毒」してあげる事で健康を守る事ができます。

有害物質とは

アルコールやアンモニア、食品添加物やばい菌、服用した薬などが有害物質とみなされます。アルコールは飲酒によって体内に入り込みます。

アンモニアは栄養の代謝時に発生するものや、運動のやり過ぎで発生するものがあります。病気などを改善する為に飲んでいる薬も、体の中に入ったら有害物質と考えられて解毒されます。

様々な働きをもつ胆汁を生成する働き

肝臓の中では、コレステロールと胆汁酸という物質で「胆汁」を生成する事ができます。胆汁は様々な働きをしてくれるものなので、体に必要不可欠な存在となっています。

胆汁の働きとは

脂質を消化吸収する働きと、古い赤血球と微量金属などの不要物を体外へ除去する働きを持っています。そして血中コレステロールの濃度を正常に保つために、管理する役目もあります。

胆汁は胆嚢の中で貯蔵されており、体に脂肪分が入ってくると胆管から十二指腸と小腸に放出されていき働き始めます。