肝臓疾患

肝細胞がん(肝がん)の症状と治療法

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肝臓の病気を持っている人には知っておいてもらいたい「肝細胞がん(肝がん)」について、お話をしていきたいと思います。

肝細胞がん(肝がん)について

症状

実は肝細胞がんには、コレと言った自覚症状がありません。自分から異変を感じて肝細胞がんだという事を判断するのは、とても難しいものがあります。ですから、早期発見を目指すのであれば定期的に検査をするのが重要なポイントとなります。

どんな病気?

肝臓から発生したがんを「肝細胞がん」と呼び、肝硬変などから進行して引き起こされる事が多いがんです。ちなみに肝臓から発生したがんと、他の場所から転移した肝臓のがんの事をまとめて「肝がん」とも呼びます。

原因

1番多い肝細胞がんの原因というのはC型肝炎ウイルスと言われています。その他にも、B型肝炎ウイルスや非アルコール性脂肪肝炎なども原因となっている事があります。

どのように肝細胞がんになるのかというと、C型肝炎から慢性肝炎になり肝硬変から肝細胞がんという流れがあります。基本的に肝硬変からおよそ30年位経った頃に肝細胞がんになる事が多いようです。

病院での対応

診断を下す為には、超音波検査やCT、MRIなどを行います。血液検査で腫瘍マーカーをチェックする事も判断材料となります。しかし通常の血液検査だけでは、肝細胞がんを知ることは難しいので、自分から検査に赴く必要があります。

慢性肝炎になっている人や、肝硬変になっている人は必ず肝細胞がんの検査を受ける事をお勧めします。症状が無い分、見つける事も難しい状況ですから定期的に検査を受けるようにしましょう。

肝細胞がんの場合は、肝硬変も患っている事が多いので両方の治療を進めていくこととなります。日本肝臓学会の肝癌診療ガイドラインに沿って、適格な治療を施していく事が基本となります。薬物治療や手術など、様々な方法で治療をしていく事となりますので、簡単なものではありません。ですから、早期発見が出来るように心がけてもらいたいと思います。

ウイルス性肝炎(A型・B型・C型)の症状と感染経路

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ウイルス性肝炎というのは、原因ウイルスによっていくつかの種類に分けられます。それが、A型・B型・C型といった種類になります。そして「急性肝炎」と「慢性肝炎」という部類にも分けられており、慢性肝炎の中でも1番多いのがC型肝炎と言われています。

では、それぞれの肝炎についてもう少し詳しく見ていきましょう。

A型肝炎

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症状

初期症状として感じる事が出来るのは、全身の倦怠感や発熱などのいわゆる「風邪っぽい」症状です。その他に出てくるものとして特徴的なのが「黄疸」です。

どんな病気?

A型肝炎ウイルスに感染してしまう事で引き起こされるもので、「急性肝炎」の1種になります。慢性化するものではないので、肝臓にダメージを与え続けることはなく、肝硬変や肝がんなどの原因になる事は無い病気です。

感染原因

A型肝炎ウイルスで汚染されている食品、水などを摂取すると感染して発症する事があります。

病院での対応

血液検査をしてA型肝炎ウイルスの抗体についてチェックをして、診断を下します。その後の治療では、安静にすることで自然治癒が可能となります。しかし重症の場合には、入院をして経過を見ることとなります。

B型肝炎

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症状

急性肝炎の場合には全身の倦怠感、食欲がなくなる、吐き気と言った症状と黄疸が確認できます。慢性肝炎になると、自覚症状がほとんど分からなのが特徴です。

どんな病気?

感染者の多数は母子感染した人となっており、出産の時に母親から感染したと言う状況です。ちなみに現在では、母子感染への対策が取られていますのでほぼ母子感染はありません。

その他に性行為、覚せい剤での汚染針の使いまわし、入れ墨などでも感染する人が増えています。多くの場合は急性肝炎となりますが、稀に慢性化してしまうと肝硬変や肝がんになってしまう可能性もあります。

感染原因

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B型肝炎ウイルスに感染してしまうことで発症します。感染している人の血液や体液からの感染が原因となります。

病院での対応

血液検査をしてB型肝炎ウイルスの抗原と抗体をチェックして診断を下します。急性肝炎の場合には、安静にして治癒するのを待ちます。慢性肝炎の場合には「抗ウイルス療法(肝炎ウイルスの増殖を抑制)」と「肝庇護療法(肝臓の炎症を抑制)」などで治療をしていきます。

C型肝炎

症状

発症した時には急性肝炎の症状が出てくるので、全身の倦怠感、食欲がない、吐き気といった症状が確認できます。そのまま慢性肝炎になると自覚症状がほぼないというのが現状です。

どんな病気?

自覚症状がほぼないので、慢性化してしまいやすい病気です。進行する病気で長期間で少しずつ悪化していき、肝硬変や肝がんの原因となる事があります。

感染原因

C型肝炎ウイルスに感染して発症しますが、その感染ルートは「感染者の血液」が体内に入ってしまった事になります。

病院での対応

血液検査をして肝臓機能をチェックします。その時に、「ALT(GPT)・AST(GOT)」の数値が異常だった場合は要注意になります。さらに血液の中に「C型ウイルス抗体(HCV抗体)」が発見されると、C型慢性肝炎となります。

治療法としては、ウイルスを除去する為の「抗ウイルス療法」をメインとして行っていきます。日本肝臓学会が提示している「C型肝炎治療ガイドライン」に沿った治療を行っていきます。