肝臓ってどんな臓器なの?

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肝臓という臓器についてあなたはどのくらいの知識を持っていますか?

基本的な知識として、肝臓がどういった臓器なのかを知っておくと良いでしょう。ここでは、肝臓について分かりやすく丁寧に説明をしていきますので、肝臓の事を知るきっかけにしてもらえればと思います。

肝臓ってどこにあるの?

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肝臓は体の右寄りの上腹部に存在しています。肝臓の3分の2くらいは右半身にあり、前からみて肋骨の下にそのほとんどが隠れている状態です。さらに一部分は横隔膜にくっついていますので、呼吸をすると肝臓も一緒にその動きに合わせて上下しています。

ですから一般的に、肝臓の場所を示すときには右上の腹部を指してあらわすことが多くなります。

重さ

成人男性で「1200~1400g」成人女性で「1000~1200g」という重さが基準となっています。

しくみ

肝臓には動脈と静脈以外にもう1つ「門脈」という血管があるので、全部で3つの血管が存在しています。人間の体をくまなく巡っている血液ですが、胃腸・膵臓・脾臓などの腹部内から送られる血液というのは、必ず「門脈」を通ってから心臓に戻っていきます。

約3000億個もの細胞から生成されており、重さも最大で1.5㎏程になりますので体の中で1番大きな臓器だと言われています。

沈黙の臓器と呼ばれる理由

肝機能が正常な場合であれば、肝臓の80%を切除しても自身の力によって修復をしつつ更に肝臓の役目もしっかりと勤め上げます。そして半年もすれば、肝臓の大きさは元通りになるのです。

肝臓に何かしらのトラブルが起きたとしても自覚できるような症状がほとんど無いので、黙々と肝臓は働き続けてしまいます。そして健康診断などで、肝機能の低下が発見されると言う事がよくあります。

つまり、知らぬうちに肝臓を酷使していたという事になります。しかし自分で肝臓が機能低下を起こしているという事を確認するのはなかなか難しいので、このような背景から「沈黙の臓器」と呼ばれるようになったのです。